「マラドーナ」
エミール・クストリッツァ監督2008年スペイン・フランス
原題は「クストリッツァによるマラドーナ」でして、実際そのとおりサッカー好きな映画監督クストリッツァがサッカー界のスターを撮りましたっていう映画です。
日本未公開作品の「ドリー・ベルを憶えているかい?」をはじめとして「パパは、出張中! 」「ジプシーのとき」「アリゾナ・ドリーム」といったクストリッツァの初期作品の映像が拝めるのは嬉しいのですが、一方この映画の主役たるべき撮る対象(マラドーナ)が大物すぎて、クストリッツァが<出過ぎている>印象も否めません。
バランスが悪いというか。
失礼ながら笑えたのは「自分には女性というものがまったくわからない」という監督の独白でした。
(字幕には現れなかったが、「私の映画をご覧になっている人ならご承知であろうが」みたいなことを付言している。)
そうでしょうとも!
自覚はあったんだ。
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