ドイツのコメディー映画「ヴィーナス11~彼女がサッカーを嫌いな理由」
ウテ・ヴィーラント監督ドイツ2006年
フィンランド映画「FCヴィーナス」(未見)のリメイクです。
ワールドカップが近付くと、必ず「彼が私のことをそっちのけでサッカーに夢中になる、サッカー憎し!サッカーなんか大っきらい!!」という女性たちの投書、ときにはデモンストレーションがありますね。
そういうのをネタにした、思いっきりベタでお下劣な、実にドイツらしいサッカーコメディーです。
シモネッタ&ガセネッタ満載、果ては秘技・男体盛りまであるので、カップルにお薦めと書いたけど、食事をしながら観るのはよくありません。
登場するのは地方のアマチュアクラブ。
時折「カッコいいと思うクラブ名」でドイツ語のクラブが挙がるけれど、主人公がプレイするのは「イマー95」というクラブ名。
ドイツ語を全く知らないので語感がつかめないのですが、なんかイマイチだなとつっこみたくなるような、ぱっとしないネーミングと感じてしまいました。
かなりの弱小クラブという設定です。
主演のクリスティアン・ウルメン、ヒロインのノーラ・チルナー、一番おいしい役どころのアンドレーアス・ピーチュマン(ドイツのイケメン俳優として結構人気らしい、この人目当てで観た人もかなりいた模様)、フロリアン・ルーカス(私が知っていたのはこの人だけ)ら、売れ線の俳優をそろえている中で、この弱小クラブが試合をしている冒頭の場面、「うわあ、ヤン・コレルさんみたい!!」と思った巨体の人。
出番はこのときと最後の方の試合の後半しかないようなものなのですが、他の人と動きが違って格段に上手いのです、コレルさんみたいに。
このディノ系のVolker Ippigさんは、やっぱりプロだったのだ。
映画中ではFWですが、GKでした。
現在はヴォルフスブルクのコーチだそうです。
0 件のコメント:
コメントを投稿