ユーゴスラヴィア!
ユー、ゴ、スラ、ヴィヤ!
ユー、ゴ、スラ、ヴィヤ!
ユー、ゴ、スラ、ヴィヤ!
サッカーのレプリカユニを着てコンサートに臨むミュージシャンはよくいるのでは?
母が大好きなロッド・スチュアートとか。
エミール・クストリッツァは映画監督ですが、この映画では1ミュージシャンということになっています。
ノー・スモーキング・オーケストラというバンドにギタリストということに。
この映画、ノー・スモーキング・オーケストラというバンドのヨーロッパツァーのドキュメンタリーというわけではありません。
ノー・スモーキング・オーケストラはあることはありますが、クストリッツァが映画監督との二足のわらじでバンド活動にいそしんでいる、というのはこの映画を作るにあたっての一種のフィクションです。
まあ、趣味の範囲内ってことで。
ウンザ・ウンザは、聞くと脳内の蛋白質を活発化させ、人生が楽しくなる効果があるとか。
(エセ科学か?!)
まあいろいろ固いことをいわずに、ウンザ・ウンザを楽しみましょう。
いいじゃないですか、人生が楽しくなるフィクションということで。
ノリノリのバンドムービーの中、一番印象的なのは、「ユー、ゴ、スラ、ヴィヤ!」を連呼して、ユーゴ代表への応援を会場全体でするシーン。
クストリッツァとサッカーは切っても切れない仲なのです。
「パパは出張中」から「マラドーナ」まで。
*SUPER8
エミール・クストリッツァ監督2001年イタリア・ドイツ
*ノー・スモーキング・オーケストラ(エミールの息子のストリヴォールがレプリカユニ(たぶん当時のユーゴスラヴィア代表の)を着ています)
*ウンザ・ウンザ・タイム(聴けます)
2011年6月26日日曜日
2011年6月5日日曜日
コロラード・キッド
ハンガリーの1956年物。
「ウィニング・チケット」同様、人間関係等がわかりにくい面はあるけれど、なかなか味わい深い作品です。
以下覚え書き的に、まとまりなく、書き留めておく。
まず、主人公のクロイツァー・ベーラを演じた俳優が、どこか観たことある感じ…、そうだ、ミヒャエル・バラック似なんだ。
語学ができ、哲学書を読み、でもちょいわる?で、インテリではなくて労働者。
と、少々捕え難い人物でありました。
女性たちも、魅力的なんだけど、結局何者なんだ?というのが残る。
監督さんによると、「1956年の50周年企画で補助金狙いだった」と本音?を漏らしつつ、その後もハンガリー社会に潜む裏切りの文化についても取り上げたかったと。
なるほど。
コロラード・キッド
Kolorádó Kid
ヴァーグヴルジ・B・アンドラーシュ監督2010年ハンガリー・イギリス
「ウィニング・チケット」同様、人間関係等がわかりにくい面はあるけれど、なかなか味わい深い作品です。
以下覚え書き的に、まとまりなく、書き留めておく。
まず、主人公のクロイツァー・ベーラを演じた俳優が、どこか観たことある感じ…、そうだ、ミヒャエル・バラック似なんだ。
語学ができ、哲学書を読み、でもちょいわる?で、インテリではなくて労働者。
と、少々捕え難い人物でありました。
女性たちも、魅力的なんだけど、結局何者なんだ?というのが残る。
監督さんによると、「1956年の50周年企画で補助金狙いだった」と本音?を漏らしつつ、その後もハンガリー社会に潜む裏切りの文化についても取り上げたかったと。
なるほど。
「ソフィアの夜明け」(ブルガリア)と「コロラード・キッド」(ハンガリー)
ラスト近くにある、車掌さんとのサッカー談議。
(「ウィニング・チケット」にもあったカルチョ絡みの話。)
車掌さんお勧めのクラブはフラディFradi(フェレンツヴァーロシュ・サッカー・クラブ(Ferencváros Torna Club:FTCの通称)。
国内では強豪といえるけれど、有名なのは強さ故というよりフーリガンがたびたび問題を起こすから。
お勧めの選手はバラディ・ベーラ?というFW。
70年代なので、もはやマジック・マジャールは崩壊しているころの選手。
もう一度観ないと正確にはわからない。
主人公、刑は確かに重かったから、復讐心が芽生えるのはわかるが、当局サイドでみるとそれなりのことをしているでしょ、という気もする。
しかも誰に向かって復讐するんだよ…。
Kolorádó Kid
ヴァーグヴルジ・B・アンドラーシュ監督2010年ハンガリー・イギリス
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