ダヴィッド・ウォズニアック。
名前から推測できたが、前教皇(鑑賞当時。今は前々になってしまった)のポートレートが家に飾られ、熱心なカトリック教徒の家庭で、つまり彼はポーランド系移民2世。
カナダではそんなにサッカーは人気スポーツではないかもしれないが、ダヴィッドはチームのグッズを常に身につけたり配したりとなかなかのサッカーファンであることをうかがわせる。
過去に行った精子提供によって、遺伝子上533人の子どもがいることが発覚。
40代ながらまだ親に甘えているダメンズのダヴィッドは当然焦る。
最初はしらを切ろうとする。
が、遺伝子上の子どもたちの出世頭が地元サッカーチーム(主人公はこのチームの熱心なファン)のエースストライカーで、こっそり観戦しに行くと大活躍!
とはいえこの子はその後ストーリーに全く絡んでこないのが残念。
もう一人ピアスの引きこもりっこ、この子だけが主人公が父親であることを突き止めて押しかけてくるのだけれど、ダヴィッドがサッカー指南をしてみると、これが下手で下手で。
という具合の展開なのだった。
ダヴィドにはサッカーの才能があったのだろうか?
サッカー好きの遺伝子はあるのだろうけど。
「人生、ブラボー!」
ケン・スコット監督カナダ2011年
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